10日1日から10月7日は全国労働衛生週間です。今年度のスローガンは、「目指そうよ二刀流 こころとからだの健康職場」です。
化学物質規制に関しては、「化学物質による休業4日以上の労働災害は、450件程度で推移し、特定化学物資障害予防規則等の特別規則の規制の対象となつていない物質を起因とするものが全体の8割を占めている。また、化学物質等による重大な遅発性の職業性疾病も後を絶たない。このため、厚生労働省では、従来、特別規則の対象となっていない全ての危険・有害な物質への対策を強化するため、事業者が自ら行つたリスクアセスメントの結果に基づき、ばく露防止のために請ずべき措置を適切に実施する制度を導入した。この仕組みを実効あるものとするため、ばく露の上限となる濃度基準値の設定、危険性・有害性に関する情報伝達の仕組みの整備・拡充を行うため、所要の法令改正を順次、行つているところである。」とされています。化学物質取扱事業場では、これを機に化学物質管理に関するリスキリングが求められます。